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富士フィルムのチェキ かわいいフィルムカメラ デジカメ全盛なのに販売台数を伸ばす [トレンドニュース]

富士フィルムのチェキ、ご存知ですか。


写真フィルムが全盛だったのは1997年頃でデジカメに押され今はその頃の4%にまで市場が縮まっているんだそうです。


けれども、その4%の中の一つ、富士フィルムのインスタントカメラ「チェキ」シリーズは、販売台数を伸ばしているそうです。


08年は40万台、09年は49万台、10年には87万台と大きく販売台数を伸ばしました。その後、11年127万台、今年度は160万台の販売を目指しているそうです。


地域別では中国、韓国などの東アジア地域で5割程度、日本は1割強となっているそうです。


なぜ富士フィルムのチェキはこんなに伸びているのでしょうか


富士フィルムのインスタントカメラ「チェキ」シリーズの販売台数が大きく伸びている理由は、デジカメしか知らない若い世代に、世界に1枚しかない写真がその場でプリントできる点を高く評価されているようです。


以前はポラロイドにも同様のカメラがありましたが今はないのでこのような機能を持つカメラはなんと富士フィルムのチェキシリーズ以外にはないという存在のようです。


なんと、世界中でオンリーワンの存在なんですね、チェキは。


デジカメしか知らない若い世代の目にはチェキはまったく新しいカメラと映るようです。
富士フィルムのイギリス現地法人の社長が息子にチェキを渡したら、「パパ、撮った写真が出てくるなんてすごいデジカメだね」と言っていたとか。デジタルカメラとかフィルムカメラとかの違いというよりは、まったく新しいカメラととらえられているようです。




富士フィルムでは11月に発売した新製品「instax mini8」が世界で一番“カワイイ”カメラを目指して作られました。



日本国内では家電量販店やカメラ専門店だけでなく「カワイイ」という際立った特徴を利用して雑貨店や化粧品売り場の近く等も売り場としていく販売戦略をとるようです。


このカワイイカメラ・チェキをフィルムカメラを知らない平成生まれに売っていきたい、その為にはまず富士フィルムではチェキというインスタントカメラがあることを知ってもらうことが一番と考えて宣伝やイベントを行っています。


新製品「instax mini8」の投入で富士フィルムのチェキシリーズ、ますます販売台数を伸ばしていくでしょう。


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